Googleの主力商品Pixelシリーズですが、Pixel6の廉価版であるPixel6aの発売に期待がかかっています。
また5月11日~12日にかけてのGoogle I/Oでの発表も待望されていますね。
Google公式からの発表はまだありませんが、各所からのリーク情報が集まってきていますので、現時点で判明している・リークされている情報について解説していきます。
現在分かっている情報
こんな人にオススメ!
- スペックはそれなりに気になる
- カメラはそれほど使わない
- スマホの価格はできるだけ抑えたい
発売は間近?FCCに登録・Geekbenchに登場
Pixel6aの発売が間近に迫っているであろう根拠として、
- FCCへの登録
- Geekbenchでの登場
があります。
また5月11日~12日にかけてGoogle I/Oが開催されます。
現時点でPixel6aについての発表は予定されていませんが、サプライズ的に何かしらの発表がある可能性もあります。
Googleの収益についての会議のスクリプトによると、CEOであるSundar Pichai氏が
It’s the fastest-selling Pixel ever, and we are building broad consumer awareness of the brand and making good progress. I’m excited about the products we have coming and look forward to sharing more at Google I/O.
日本語訳
CEOであるSundar Pichai氏の発言
(Pixel6は)最速で売れたPixel端末で、Pixelブランドを顧客に認知させ、よりPixelシリーズを拡大させています。私は、きたるPixel端末に興奮していますし、Google I/Oでその新端末について情報を公開できることを楽しみにしています。
との発言がGoogleのお偉方からも実際に飛び出しています。
FCCへの登録
こちらのFCCのリストによると、
- A4RGX7AS
- A4RGB62Z
- A4RG1AZG
- A4RGB17L
の4種類のモデル番号でFCCの認証を受けています。
A4RGX7ASはN38,N41バンドをサポートし、A4RG1AZGはミリ波接続をサポートしているようです。
つまり上二つの端末は5G対応端末となっていそうですね。
このように複数のモデルが存在するということは、多くの国での発売が予想されます。
また、Pixel5aは2021年7月にFCCに掲載され、1ヶ月後の8月にGoogleによって発売されました。
このことも一つの目安になるかもしれないですね。
GeekbenchにPixel6aらしき端末が
スマートフォンのベンチマークサービスであるGeekbenchにPixel6aと思われる端末が掲載されています。
コードネームは「Bluejay」として掲載されており、メモリは6GBとされています。
SoCのスペックがTensorSoCを搭載しているPixel6と酷似しているので、こちらはPixel6aである可能性が高いでしょう。
このことから、Pixel6aもTensorSoCを搭載していることがほぼ確実になったと言っていいでしょう。
TensorはAIとの相性がいいという点で非常に期待ができるSoCではありますが、バグも多発していました。
Pixel6aはPixel6などの経験を生かしてバグが少ない状態でリリースされれば良いですね!
Pixel6とPixel6aのGeekbenchスコアの比較
Pixel6との比較も公開されていますが、シングルコアスコア・マルチコアスコアともに、わずかながらPixel6aが勝っています。
しかしながら、こちらは誤差の範疇だと考えられます。
デザイン
Pixel6aはその外観についても大方が判明しています。
レンダリング画像
今までもPixel関連でのリークをしてきたOnleaksの情報ですので、信憑性は高いと思われます。
パッと見、Pixel6とほとんど同じような外観ですね。
しかしPixel6と比べてみると違いも少し見えてきます。
Pixea6との比較
Pixel6aのレンダリング画像が正しければ、若干ベゼルが狭くなっているようです。
全体的に小型化?
Pixel6aのケースを誤って送付された人の記事によれば、Pixel6aのケースにPixel6をはめ込もうとしても、ケースが小さくて入らなかったとのことです。
このことは、Pixel6aはPixel6よりも小型化していることを示しています。
また同記事によれば、カメラの出っ張りの縦幅も小型化しているとのことで、カメラのスペックが落ちている可能性が高いです。
PhoneArenaの情報によれば、具体的なサイズは以下のとおりです。
端末 | サイズ |
---|---|
Pixel6 | 高さ158.6 mm x 幅 74.8 mm x 奥行き 8.9 mm |
Pixel6a | 高さ 152.2 mm x 幅 71.8 mm x 奥行き 8.7 mm |
重量は分かっていないため何とも言えませんが、ある程度の小型化は持ちやすさの観点から良いことですね。
Pixel6はやや大きくて持ちにくい印象もありましたので…
スペック
項目 | Pixel6 | Pixel6a |
---|---|---|
OS | Android12 | Android12 |
SoC | Google Tensor | Google Tensor |
RAM | 8GB | 6GB |
サイズ | 高さ158.6 mm x 幅 74.8 mm x 奥行き 8.9 mm | 高さ 152.2 mm x 幅 71.8 mm x 奥行き 8.7 mm |
ディスプレイ | フル HD+/90Hz | フル HD+/90Hz? |
外カメラ | 50MP(メイン) + 12MP(ワイド) | 12.2MP (IMX363) + 12MP (IMX386) |
内カメラ | 32MP | 8MP |
指紋認証 | あり(画面内) | あり(画面内) |
このようにPixel6aはスペックでPixel6に負けているところが少なくありませんが、廉価版であることを考えると当然といえますね。
ディスプレイのリフレッシュレートについて
リフレッシュレートは60Hzになるという噂も有力ですが、一方で90Hzになるという噂もあります。
こればかりは発表を待つ必要がありますが、60Hzディスプレイだったら結構がっかりですよね…
カメラのスペック
カメラのスペックは、劣化することはほぼ確実です。
しかしそこをGoogleお得意のAI技術で埋め合わせてくれるといいですね!
またXDAでの解析によると、Pixel6aがモーション撮影に対応しない可能性があるとのことです。
ソフト面での劣化の可能性もあります。
これは上位機種との差別化という点で仕方ないところではありますね。
イヤホンジャック非搭載
Pixel6aからはイヤホンジャックが非搭載になります。
Bluetoothイヤホンの流行を見ると仕方がないところではありますよね…
GoogleとしてもPixel budsを売りたいですしね。
値段予想
Pixel6の定価は74,800円で、Pixel5a 5Gの定価は51,700円であることを踏まえると、Pixel6aは5万円代に収まるのではないかと思われます。
しかし一点心配があるとすれば、最近の急激な円安の影響があげられます。
円安の影響で、日本では驚くほど高くなる可能性もありますよね…
結局Pixel6aまで待つべき?
以上見てきた通り、SoCはPixel6と同一のものであるTensorが搭載される可能性が高いです。そのため、
- スペックはそれなりに気になる
- カメラはそれほど使わない
- スマホの価格はできるだけ抑えたい
という人は、Pixel6aの発売を待つべきです!
Pixel6aは正式発表されました。
まだお読みではない方はこちらの記事をご覧ください!
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